EURO2012

2012年06月20日

3日ほどユーロ視聴を休んでしまったが、再びグループBの今度は最終節。

どのチームにもグループステージ突破の可能性がある、まさに混戦の"死のグループ"。ここまで2連敗と瀕死の状態ながら、2点差以上の勝利で突破の可能性があるオランダの対ポルトガル戦を選択。

UEFA EURO 2012
〔Group B〕
ポルトガル 2-1 オランダ(@メタリスト・スタジアム)


2点差以上の勝利が必要なオランダは、序盤の圧倒的なボールキープから前半11分という早い時間帯にファン・デル・ファールトのミドル炸裂で先制。あまりに理想的な展開に、これは!といきり立つも、オランダの勢いはそこまで。

不慣れな攻撃的布陣が災いしたのか、一転してポルトガルにボールキープを許し、そして試合はC・ロナウドの独壇場と化していく――ついに大会初ゴールを決められ同点。

1-1で迎えた後半も、先にオランダに得点が入ればまだまだとの想いもあったが、右から左にサイドを移したロッベンも全く機能せずと、ファン・マルバイク監督の采配も完全にチグハグ。挙げ句はC・ロナウドを完全に勢い付かせる逆転ゴール献上で終焉…。

強豪国オランダが、まさかのグループステージ3連敗――ここまで弱く無味乾燥なオランダは初めて見た印象。決勝トーナメント対戦カードの魅力さえも少し奪ってしまったかのような、寂しい結末であった。


miyanofu1204 at 05:02コメント(0)トラックバック(0) 

2012年06月14日

個人的にどうでも良いグループAの視聴をパスし、また巡ってきたグループBの2試合目。カードは、デンマーク‐ポルトガルに、オランダ‐ドイツ。

もちろん試合開始時間やビデオ録画視聴のタイミングの都合もあるが、後者は試合前から既に大勢が決している感。それに対して、'86W杯メキシコ大会からのデンマーク・ファン、かつバルサ脳(≒アンチ・レアル)な私にとってはポルトガルの終焉を是非とも見届けたいとの想いに駆られ、この試合を選択。

UEFA EURO 2012
〔Group B〕
デンマーク 2-3 ポルトガル(@アレナ・リビウ)


前節、オランダに勝利したデンマークに対し、ドイツに敗れたポルトガル――この勢いそのままに、ポルトガルが連敗を被ることでまさに"死に体"になることを期待したが、試合は前半にポルトガルがあっさり2得点(しかも先制弾は憎きぺぺのヘッド)――純粋な実力差だと半ば諦める。

ところがデンマークは前半終了間際、ポルトガルDF陣の虚を衝いたようなベントナーのヘッドで1点差――後半に向けてあまりに大きな、あまりに楽しみな得点。

後半もどちらかというとペースはポルトガル。だが、何度も決定機を外すキャプテンのC・ロナウド――特に同点ゴールを喰らう直前の1対1は、見ているこちらも驚くほどのミス。レアルでの戦いとはまた違ったプレッシャーがあるのか!?

後半35分、デンマークはまたもやベントナーのヘッドで貴重な同点弾! C・ロナウドが決定機を外した直後であっただけに、ポルトガルはこのまま引き分けでも充分"死に体"――これで万事休すだろうと胸を撫で下ろす。

もちろん同点でもOKのデンマークが最後は守備力の高さを堅持――そう書きたかったのだが、ポルトガルは後半42分、途中出場の若きシルベスト・バレラが、ゴール前の混戦から一度は空振りしながらも最後は右足を振り抜き決勝点。ポルトガルを、そしてC・ロナウドを救う貴重なゴールとなった。

なお、グループBもう一試合のオランダ‐ドイツは1-2でドイツ。実力的にも最上位のドイツが抜け出し、最終節はポルトガル‐オランダ、デンマーク‐ドイツ。今日共に勝ったポルトガルとドイツとが優位にも思えるが、そこは"死のグループ"B――劇的なグループステージのドラマに期待したいものである。


miyanofu1204 at 22:41コメント(0)トラックバック(0) 
前夜のスペイン-イタリアに続く好カードは、グループDのフランス-イングランド。だが、雰囲気が盛り上がったのは伝統的な両国国歌の斉唱まで!? 試合は見ていても本当に退屈な凡戦となってしまった…。

UEFA EURO 2012
〔Group D〕
フランス 1-1 イングランド(@ドンバス・アレナ)


序盤イングランドは、フランスGKをかわしてゴールに流し込むだけのシーンがあったがこれを外し、見ている方も啞然。だがこれは体が流れ過ぎた印象もあるのでしょうがないか。

先制はイングランドが前半30分、セットプレイから高さでヘディング一閃。フランスもすかさずナスリの強烈ミドルで同点!

だが試合が盛り上がったのはここまで。結局イングランドはシュート3本。フランスも、リベリー、ナスリ、ベンゼマらを中心にパスは繋ぐものの、単に繋いでいるだけで前線への動きだしは皆無。

後半は暑さの影響もあったのかもしれない。特に、エースのルーニーを2試合出場停止で欠くイングランドにとっては、引き分けOKのチーム事情が明白。だが、EUROの舞台でこの内容はないだろう――そう憤りたくなるくらいの、後半の停滞であった。

翌朝、グループステージもう1試合の結果を見てみると、何とウクライナ2-1スウェーデン。スウェーデンのイブラヒモビッチが先制弾も、そこから地元開催ウクライナの英雄シェフチェンコの2ゴールで逆転劇。ハイライト映像しか見ていないが、さぞかし盛り上がった雰囲気であったに違いない。

これは視聴する試合選択をミスしたと後悔したと同時に、ノーマークであったウクライナは台風の目となりそうな予感。この勢いがあれば、続くフランスとイングランドにも充分対等に渡り合えそうな雰囲気である。



miyanofu1204 at 01:43コメント(0)トラックバック(0) 

2012年06月13日

昨夜の"死のグループ"に続き、グループCはEURO連覇を狙う無敵艦隊スペインが、いきなり難敵イタリアと対戦というまたもや好カード。

スペインの布陣はゼロ・トップともとれる4-3-3。ボランチの底ブスケッツと中盤でタクトを振るうシャビのポジションは明確だが、シャビアロンソ、イニエスタ、セスク、シルバと共に流動的な攻撃。

対するイタリアは、伝統のカテナチオを進歩させ、中盤を厚くする3-5-2でスペインの攻撃に対抗。かつての守備一辺倒から攻撃も鋭さを増し、稀に見る好試合!

UEFA EURO 2012
〔Group C〕
スペイン 1-1 イタリア(@アレナ・グダニスク)


前半は、パスサッカーを展開したいスペインが、(これは試合後に多くの選手がコメントしていたが)やや芝も長く乾いた凹凸のあるピッチに手を焼いた印象。見ていてボール運びがどうにもギクシャク。どうしてもバルサのサッカーと比較してしまうと(してはいけないのであろうが)、両サイドバックの位置の低さも要因であったか。

試合が動いたのは後半。イタリアは、直前の超決定機に凡ミスもやらかした悪童の誉れ高きバロテッリに代わって入ったばかりのディナタ―レが、カシージャスを破る見事な先制弾――アシストのピルロもこの試合絶好調。

返す刀ですかさず追い付くスペイン――イニエスタ→シルバ→セスクと絶妙の繋ぎがようやく実を結んでブッフォンを破る同点弾。

終盤、スペインは満を持してF・トーレス投入も、決定機を3度外すお粗末さ――やはりF・トーレスは不調なのであり、もう今後の起用は無いとも解釈できるレベル。逆にイタリアはさすがに終盤は足が止まったが、それでも久々に出会えた好ゲームの余韻に興奮。

実際にはスペインがより勝機に近かったようにも見えたが、ここはまだグループステージ初戦。両チームが再び対戦するとしたら、それはファイナルの舞台か――そんなことさえ考えてしまう、痺れる好ゲームであった。




miyanofu1204 at 01:04コメント(0)トラックバック(0) 

2012年06月10日

注目の"死のグループ"B、最初の2試合を連続観戦。死のグループであるからこそ、結果が前評判通りに決まらないこと必然――スリリングな展開に期待!

UEFA EURO 2012
〔Group B〕
オランダ 0-1 デンマーク(@メダリスト・スタジアム)


デンマークが、蜂の一刺しで前半に先制するという、まさにデンマークらしい展開。対するオランダは、シュートを打てども打てどもゴールは遠し。と言うか、オランダの攻撃は個人技に頼った単発の連続で、正直見ていてゴールが入る気がしなかった。

特に酷かったのはロッベン。右サイドから中央に切り込み効き足の左でシュートを放つのは得意の形なのだろうが、これはCLでも感じたのだが、それはもう相手DFからすれば完全に読みきっていて完全には崩せない。ロッベンのあのスタイルは、CLやEUROといった世界最高峰の舞台ではもう通用しないのではあるまいか――そんな惨状であった。

今後、ドイツ→ポルトガルと対戦が続くオランダにとっては痛恨の1敗!? いやむしろ、オランダがオランダらしく破れ、デンマークがデンマークらしく勝利した一戦に思えた。

UEFA EURO 2012
〔Group B〕
ドイツ 1-0 ポルトガル(@アレナ・リビウ)


オランダの敗戦を受けて密かにほくそ笑んだかもしれない続く対戦は、より好カードのドイツ‐ポルトガル。スタジアムにはレアルのモウリーニョ監督の姿もあり、まるでバイエルン‐レアルの様相。

この試合のイメージは、敢えてひとことで言い表すならば「重厚」。前半終了間際、ポルトガルCKからぺぺのシュートはクロスバー、また後半開始早々にスピーディーな展開があったが、ドイツが後半27分にマリオ・ゴメスのヘディング一閃が決まるまでは、本当に重い展開。

ドイツの先制を受けて、残り15分はポルトガルの猛攻。ぺぺとコエントランの両DF陣からC・ロナウドへと繋ぐレアル・ラインを中心に、幾度か決定機を迎えるが、立ちはだかるはドイツGKノイアー。ドイツがドイツらしく手堅い1勝をあげた。

スペインと共に優勝候補の筆頭と目されるドイツが、初戦でポルトガルを退けた意義は大きいように思えてならない。これから徐々にコンディションが上がってくれば、より躍動するドイツが姿を現しそうな雰囲気を感じた試合であった。



miyanofu1204 at 23:24コメント(2)トラックバック(0) 
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