2008年12月20日

レイソル気迫のベスト4進出!

第88回天皇杯全日本サッカー選手権大会〔準々決勝〕
柏レイソル 3-2 サンフレッチェ広島(@桃太郎スタジアム)

いよいよレイソルは天皇杯の準々決勝――岡山行きを断念し、自宅でNHK-BS1生中継観戦。

試合会場となる岡山県の桃太郎スタジアムは、隣県から広島サポが大勢駆けつけている模様――だいぶ紫が目立つが、それでもレイサポのコールもガンガン聞こえてくるぞ!

また、今日の主審は何と家本! 気にしないことにしよう……。

試合開始3分、レイソルはアレックスのFKから古賀が頭で合わせていきなり先制! 序盤の押し込んだ時間帯にゲットした、いいゴールだった!

直後のプレイ、逆に広島は佐藤寿人が抜け出す危険なシーン――ここは祐三が頑張ってクリア。これでこの試合は優位に運べるかもと思ったのだが、そう簡単にはいかなかった。

6分、ストヤノフのロングボールが佐藤寿人に納まる。今度は祐三が完全にふらつき、あっさりと同点ゴールを決められてしまう。

13分、相手GKのミスからポポがストヤノフへ強烈プレス――こぼれ球を拾ったミノルゴールで2-1! ここから何とか試合を落ち着かせたい。

広島は盛田(3ヶ月ぶりの出場とのこと)。がDFをやっている。この選手ってFWじゃなかったっけ? その他、累積警告等で主力が何人か欠けていたそうだが、広島のことはいまいち分からない。というか、そんなことを感じさせない広島のプレイぶり。

26分、ストヤノフの強烈シュート→菅野が弾いたこぼれ球を佐藤寿人のホットラインで同点ゴール。レイソルはどうも中盤のプレスが上手くかからない。中盤のスペースを、柏木らが縦横無尽にパスで繋いでいく! 前半2-2は、ある意味では御の字であったろうか。

後半、レイソルは選手交代なし。いきなりのゴールライン上でのピンチを何とか防ぐ。この後、杉山OUT→山根IN。山根には中盤のスペースを消す仕事を期待したい。

山根投入が功を奏したのか、前半いいようにやられていたストヤノフを抑え始める。しかしその一方で、レイソルの攻め手もなかなか掴めない。

後半18分、チュンソンIN――ポストプレイで何とか打開を図りたい。数分後、流れを変えたかったかポポのロングシュート――GKのセービングミスから得たCKをチュンソンがフリーでヘッド! 上手くヒットせずチャンスを逃す。

後半24分、レイソルへの流れをさらに加速するべく、ついにフランサ投入! 試合はやや広島ペースながらも膠着状態。ここから試合終盤に向け、一進一退の攻防が繰り広げられていく。

後半43分、菅野のビッグセーブが飛び出す。1分後、広島ゴール前でフランサマジックがもう一息合わず。ロスタイム、佐藤寿人のシュートを祐三がオンラインで気迫のクリアを見せると、ラストプレイで抜け出したフランサのシュートは僅かにゴール左!

試合は延長戦に突入。さっきのフランサのシュートが決まっていれば――いや、石崎監督とまだサッカーができると気持ちを切り替えたい。円陣で気合を入れるレイソル!

今日のフランサはコンディションがまだまだに見えたが、それでも延長戦に入って両チームの運動量が減ってきたことで、フランサが自由に動けるスペースが開けてきたように感じた。

そして延長前半9分、チュンソンとのワン・ツーから、ついにフランサマジック炸裂! 最後はGKをもフワリとかわしてついに勝ち越しゴール!

いよいよ試合は最後の15分。祐三と菅野の気迫が何度ピンチを救ったことか。逆にフランサとポポが共に決定機を逃す――まだまだ油断はできない。最後までパスサッカーに徹する広島、気迫の守りを見せるレイソル!

今日はほとんど問題なかった家本主審の笛でそのまま試合終了! レイソルが3-2で広島を破り、見事に準決勝進出を決めた!

この試合のカギは中盤からゴール前にかけてのスペースか。前半はそのスペースを広島が存分に生かす。後半はレイソルがそのスペースを消すことに成功すると、延長では、逆に広島側にでき始めたスペースをフランサが見事に突く!

準決勝の相手はFC東京となった模様――良かったぁ。もし清水に勝たれていたら、エコパでは完全アウェイになってしまうところだった。達ちゃんの雄姿を見るのも楽しみ。

もちろんエコパには行く!
(そして現地組の皆様、大変お疲れ様でした!)

franca

miyanofu1204 at 18:54コメント(4)トラックバック(0)レイソル観戦記  

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コメント一覧

1. Posted by 松葉町サポ   2008年12月22日 09:31
ミヤノフさん、毎度お世話になります。

わたしもBS1で見てました。フランサはすごいですね。のらりくらりとしながら最後は試合を決めてしまうあの千両役者ぶり。恐れ入ります。

ただ願わくば後半終了間際のあのシュート、入っていればおそらく埼玉スタジアムでのスーパー同点ゴールとともに、後世に語り継がれるであろう伝説になっていたでしょうが(笑)

しかしチュンソンとフランサは本当に息があいますね。今年のガンバ戦(@日立台)のとき、チュンソンが「フランサとならどこまででもいけそうな気がする」とコメントしていたのが印象に残っています。きっとお互いを尊重しあっているからこそなせるんでしょうね。

静岡にはいけませんが、国立でお会いするため、わたしの分まで応援してきてください!
2. Posted by 。   2008年12月22日 09:45
レイソルは本気で天皇杯優勝狙ってるの?w
ガンバがマンUに本気で勝とうとしてるのと同じじゃん。
万が一優勝したらACLにでるんだよね?アジア中に恥さらさないでね。
ま無理だけど
3. Posted by ミヤノフ   2008年12月23日 17:14
松場町サポさん、いつもコメントありがとうございます!
後半終了間際のフランサのシュート! 多くのレイサポは、腰が浮きかけ、そしてガックリとしてしまったのではないですかね!
それでも延長戦ではきっちり仕事をしてくれるからさすがですよねぇ。
準決勝の相手・FC東京は鈴木達也&赤嶺がかなりキレている模様ですが、何とか勝利して国立へ行きたいです!
4. Posted by ミヤノフ   2008年12月23日 17:19
。さん、コメントありがとうございます。
チーム力を比較してみても、現実的には天皇杯獲得は難しいかもしれません。
しかし今のレイソルは、石崎監督のためにかな〜り結束しています。
「気持ちで勝利」という感じです。
(確かに、その先のACLを見据えて、という感じではないですけどね。)

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