2011年11月19日
天皇杯【3回戦】
晩秋の平日ナイター開催となった今年の天皇杯・3回戦。決して慢心しているわけではないが、相手は甲府ということで勝てる雰囲気はあったし、仕事もあるので参戦は正直言って迷った。
だが、今季好調のレイソルにとって、ホーム日立台での試合はあと2試合の可能性もあるということ、そして何よりリーグ制覇に向けて残り3試合――この試合でどう流れを作っていくかという点に興味がり、日立台参戦。もう何度も同じことを書いているが、これぞ柏バカの真骨頂!
第91回天皇杯全日本サッカー選手権大会【3回戦】
柏レイソル 6-1 ヴァンフォーレ甲府(日立柏サッカー場)
たとえ天皇杯のまだ3回戦と言えど、レイソルのスタメンはもはや疑いも無く盤石。一方の甲府はリーグの残留争いを控えてメンバーを落としてきていたらしいが(マイクは代表戦、ダニエルはベンチ、パウリーニョは???)、いまいち良く分からない。
試合は戦前の印象通りレイソルがあっさり先制。右サイドを上手く崩した流れで、最後は中央でワグネルが「右足」で上手くコースを狙って先制。コースをしっかり衝けば力まなくてもゴールできるのだというお手本の様なシュート。
ここからレイソル・ゴールラッシュかと思いきや、数分後に同点ゴールを許す。このシーンは、レイソルの左サイドを上手く崩された印象。甲府右サイドに2本の良い動き出し&ナイスパスがあった。
それでもレイソルは大丈夫だろうという印象は変わらなかった。案の定、26分・29分・37分とレイソルゴールラッシュで一気に4-1。特に橋本和の初ゴールは、効き足の左でのファインゴールであった。
前半で試合を決めたレイソルは、後半頭から余裕のFW2枚替えで工藤&キタジ→田中順&林へ。リアリスト・ネルシーニョらしくない采配かと思いきや、先を見据えた采配でもあることに気付き、唸る。
後半は、その田中順也のオン・ステージ。惜しかったいきなりの左足ミドルでスタジアムの空気を一変させると、そこからは決定機の連続。余裕綽々の雰囲気であった日立台を、一気に興奮の坩堝へと変貌させる圧巻の2ゴール。こんな選手が控えにいることも、今季レイソルの大きな強み。
片や林陵平は、FWとしての資質の課題が大きく露呈したように見えてならない。チームもそしてサポも、何とか陵平にゴールをという雰囲気で満ち溢れた後半であったが、基本的に動きのセンスが欠けているように思う。
ボールを受ける――即ちゴールに繋げるための初動がどうにも腑に落ちない。さらには、ポストプレイ・スピード・高さ・左足――敢えて言えばどれもが中途半端。FWとしての正念場を迎えているようにも見える。
一方の甲府――いくらリーグの残留争いを控えているとは言え、この内容は無いだろう。こんなサッカーを展開していて、残留に向けて弾みがつくというのだろうか――佐久間采配大いに疑問。甲府サポにはもちろん、これでは対する柏にも失礼――そんな印象しかない甲府の酷さであった(特にFWダヴィ等)。これではJ2降格確定とも思える内容……。
自分が甲府サポであったなら、間違いなく罵声を浴びせていたに違いない――試合後に深々とサポに頭を下げていた佐久間監督に対して!
いずれにせよ、レイソルは安泰に天皇杯・4回戦進出。それよりも、中3日で迎えるリーグの次節に向けて、良い上昇気流を保っていることは間違いない――そんな強さを再確認できた試合であった。
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レイソル情報満載!ブログ村 柏レイソル
だが、今季好調のレイソルにとって、ホーム日立台での試合はあと2試合の可能性もあるということ、そして何よりリーグ制覇に向けて残り3試合――この試合でどう流れを作っていくかという点に興味がり、日立台参戦。もう何度も同じことを書いているが、これぞ柏バカの真骨頂!
第91回天皇杯全日本サッカー選手権大会【3回戦】
柏レイソル 6-1 ヴァンフォーレ甲府(日立柏サッカー場)
たとえ天皇杯のまだ3回戦と言えど、レイソルのスタメンはもはや疑いも無く盤石。一方の甲府はリーグの残留争いを控えてメンバーを落としてきていたらしいが(マイクは代表戦、ダニエルはベンチ、パウリーニョは???)、いまいち良く分からない。
試合は戦前の印象通りレイソルがあっさり先制。右サイドを上手く崩した流れで、最後は中央でワグネルが「右足」で上手くコースを狙って先制。コースをしっかり衝けば力まなくてもゴールできるのだというお手本の様なシュート。
ここからレイソル・ゴールラッシュかと思いきや、数分後に同点ゴールを許す。このシーンは、レイソルの左サイドを上手く崩された印象。甲府右サイドに2本の良い動き出し&ナイスパスがあった。
それでもレイソルは大丈夫だろうという印象は変わらなかった。案の定、26分・29分・37分とレイソルゴールラッシュで一気に4-1。特に橋本和の初ゴールは、効き足の左でのファインゴールであった。
前半で試合を決めたレイソルは、後半頭から余裕のFW2枚替えで工藤&キタジ→田中順&林へ。リアリスト・ネルシーニョらしくない采配かと思いきや、先を見据えた采配でもあることに気付き、唸る。
後半は、その田中順也のオン・ステージ。惜しかったいきなりの左足ミドルでスタジアムの空気を一変させると、そこからは決定機の連続。余裕綽々の雰囲気であった日立台を、一気に興奮の坩堝へと変貌させる圧巻の2ゴール。こんな選手が控えにいることも、今季レイソルの大きな強み。
片や林陵平は、FWとしての資質の課題が大きく露呈したように見えてならない。チームもそしてサポも、何とか陵平にゴールをという雰囲気で満ち溢れた後半であったが、基本的に動きのセンスが欠けているように思う。
ボールを受ける――即ちゴールに繋げるための初動がどうにも腑に落ちない。さらには、ポストプレイ・スピード・高さ・左足――敢えて言えばどれもが中途半端。FWとしての正念場を迎えているようにも見える。
一方の甲府――いくらリーグの残留争いを控えているとは言え、この内容は無いだろう。こんなサッカーを展開していて、残留に向けて弾みがつくというのだろうか――佐久間采配大いに疑問。甲府サポにはもちろん、これでは対する柏にも失礼――そんな印象しかない甲府の酷さであった(特にFWダヴィ等)。これではJ2降格確定とも思える内容……。
自分が甲府サポであったなら、間違いなく罵声を浴びせていたに違いない――試合後に深々とサポに頭を下げていた佐久間監督に対して!
いずれにせよ、レイソルは安泰に天皇杯・4回戦進出。それよりも、中3日で迎えるリーグの次節に向けて、良い上昇気流を保っていることは間違いない――そんな強さを再確認できた試合であった。
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