2011年09月17日

2011・J1【第25節】名古屋戦

2点差を跳ね返した逆転劇から2週間――絶好のタイミングで巡ってきた幸運なホーム2連戦、日立台に迎え撃つは昨季王者の名古屋。今のレイソルならいける! 前節の興奮も手伝って、サポの誰もが抱く期待・夢想は大きく広がっていく。

だが相手は昨季王者。その圧倒的な力の前にレイソルが平伏すことになれば、それは同時に、今シーズンの優勝戦線から9試合を残してとうとう脱落することを意味する。シーズンの優勝が遠のく「恐れ」と、王者名古屋の力に対する「畏れ」……。

まさに期待と不安が渦巻く、この夏最後の大一番。そんなスタジアムにいることができる喜びを噛み締める。やがて訪れるであろう結末に対し、自分はどんな精神状態で受け入れることになるのか――理想(勝利による歓喜)と現実(敗北による落胆)とが交錯する複雑な心境。逸る気持ちを抑えながら、キックオフ前のメインスタンドに佇む。

2011・J1リーグ【第25節】
柏レイソル 2-1 名古屋グランパス(@日立柏サッカー場)


「恐れ」は、試合開始早々に現実のものとなった。玉田に直接FKを決められ0-1。この得点シーン、メインスタンドから見ていて、一つ気付いた課題があった。レイソルの壁にシュートコースを作ろうと入り込む名古屋の選手数名。それを壁際で見ていたワグネルは、「もっと絞って壁に敵を入れさせるな」と合図。それに対し、何の抵抗もすることなく易々と敵を壁の前に立たせる栗澤。

少し遡ってキックオフ直後――レイソルのキックオフで動き出したボールは、レアンドロ→栗澤。次の瞬間、こちらの予想通り、最終ラインの近藤にいとも簡単にボールを下げる栗澤。もちろんポジション柄、冷静なセィフティー・ファーストが彼の持ち味・性格なのだろうが、(拙ブログでももう何回も書いているが)何度見てもその後ろ向きなプレイぶりは機制が削がれ、どうにも好きになれない。

名古屋の猛攻に耐え切れず、前半15分で先制点を献上。おまけに直前のプレイで、闘莉王と接触したレアンドロが負傷退場。早々に落胆する私。

ちなみにこのレアンドロが負傷した接触プレイ。個人的には闘莉王のチャージは正当なものに見えた。だが彼のその後の態度がいけなかった。レイサポを触発し、火に油を注ぐ。以降、闘莉王にボールが渡るたびに大ブーイングが起こる日立台――凄い雰囲気であった。

早い時間帯の失点ではあったものの、逆にレイソルにとって幸運であったことは、名古屋が試合のペースを落としてコントロールしようとしてくれたところ。まさに王者らしい試合運びである一方、これでレイソルもようやくパスが繋がるようになる。徐々にレイソルペースになっているかのような展開。

2011/09/10 19:55:43
前半終了、レイソル0-1名古屋。序盤のレアンドロ負傷交代&失点は痛恨だが、逆にレイソルにとって試合が良い意味で落ち着いてくれた。後半何とか同点に追い付きたい! #reysol

後半も同じような展開。だが、後半早々の桐畑のビッグセーブに触れないわけにはいかない。名古屋は中盤のダニルソンからブルザノビッチに浮き玉のパスでGKと1対1。このボールに果敢に飛び出し、まさに身を挺してシュートブロック。

菅野の負傷もあって今季8試合目の出場――桐畑初のビッグセーブではなかったか。ゲームの流れを変え、決定付け得るビッグセーブ!

後半、名古屋陣内に攻め入るレイソル。レイソルペースの試合と言えるのだろうが、なかなかゴールには至らない。この時間帯、私は自分に言い聞かせていた。この試合たとえこのまま負けたとても、名古屋相手にこの内容なら、勝ち点差が開いてもまだシーズンの残り試合で勝負できるのではないかと。まさに名古屋に対する「畏れ」だ。

同様に、レイソルの同点弾を待望する一方、たとえ追い付いたところで、また名古屋の攻撃陣が牙をむくのではないかとも思っていた。これも名古屋に対する「畏れ」だろう。

だが、レイソル戦士は、そして日立台は、何も「畏れ」てなどいなかった!

65分、この試合、レアンドロの負傷退場もあって、いつもより中央に絞って精力的に動いていたワグネルの芸術アシストから順也右足同点弾!

一気に盛り上がる日立台。私も興奮し、同時に私の中での「畏れ」も完全に消えていた。前節同様、逆転に向けて日立台の、そして選手のボルテージも一気呵成に高まる機運、最高の雰囲気。そしてこれも前節同様、同点から僅か5分後には本当にレイソル逆転ゴールが飛び出すのだから、たまらない。

キックオフ前、ネットで試合の情報を何気なく見ていたとろこ、「名古屋のメンバーには穴が無い」とのレイソルの選手のコメントがあった。いや待てよ――ここ数試合の名古屋戦のハイライト映像を思い出し、私はこんなツィートをしていた。

2011/09/10 18:20:39
GK高木は、名古屋唯一の「穴」に見える。 #reysol

レイソル逆転ゴールのシーン、酒井のクロスの軌道が見えた次の瞬間、あぁこれはダメだ、GKの手に納まると思った。ところが、高速クロスの脅威&詰めていた田中順の動きに焦ったのだろうか、名古屋GK睫擇まさかのハンブル。ボールはさらにファーで詰めていた澤の足元へ!

レイソルは終盤、ヘロヘロになっていたワグネルOUT→兵働INで盤石の試合運び。逆に名古屋はストイコビッチ監督の退席処分に、話題の永井や金崎が途中出場も全く見せ場なし。

(GKを除く)ほぼベストメンバーであった昨季王者の名古屋に逆転勝利という、あまりのレイソルの強さに眩暈すら覚えた試合後。興奮しすぎて、少し気持ち悪くもなってしまっていた(苦笑)。

レイソルのこの強さは、もはや理想ではなく、まさに現実! 2011シーズンのJ1も残り9試合――これはいける、間違いなくいける。そんな確信を抱く夜であった。

nagoya



レイソル情報満載!ブログ村 柏レイソル

miyanofu1204 at 13:05コメント(0)トラックバック(0)レイソル観戦記  

トラックバックURL

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
Jog Note
Total Access
  • 累計:

      (レイソルカラーで!)

Please Click Blog Rankking !
にほんブログ村 サッカーブログ 柏レイソルへ
レイソル情報満載!【ブログ村】

blogram投票ボタン
ブログ成分解析【blogram】
Twitter
Archives



hitachi_link

reysol[1]

reysolantennabanner150_44[1]

kasiwa
banner-t[1]