2011年08月31日

2011・J1【第24節】川崎F戦

前節ガンバに悔しい敗戦を喫し、リーグ4位へと後退したレイソル。だが、首位との勝ち点差はまだ3。もしこの試合を落とすようだと、ついにシーズン初の連敗と共に、勝ち点差も1ゲーム差以上に開く、まさに今シーズンの終焉――前節以上に重要な一戦を迎えることとなった。

対するは、現在6連敗中と手負いの川崎F。他チームの詳しい動向――連敗の原因は分からないが、自力はあるチームだけにこの連敗は何とも不気味。前回対戦でも後半2点差を追い付きながら最後にPK献上。その攻撃力をレイソルはどう攻略するのか、連敗中の影響がどう出るのか――固唾を呑むキックオフ。

2011・J1リーグ【第24節】
柏レイソル 3-2 川崎フロンターレ(@日立柏サッカー場)


前半は完全に川崎ペース。川崎のスピード&流動性のあるサッカーがピッチを支配し、レイソルゴール前へと迫ってくる。守備陣の踏ん張りで決定機には至らなかったが、逆にレイソルの攻撃がなかなか機能しない展開。

前半、2トップの工藤&田中順は、ただボールを追い回すだけで何もできていないように見えた。後から気付いたのだが、その印象はレイソルの布陣にも起因する。特に川崎のジュニーニョなどはスピード感溢れる走りでサイドにも流れる一方、両SBのオーバーラップのためにサイドのスペース空けておきたいレイソルは、FW陣もポストプレイ中心。レアンドロを中心とする中盤を抑えられてボールが回らないと、前線のFWは何もできなくなってしまうのだ。

前半ようやくレイソルペースになったのは35分過ぎから。福岡戦の同点ゴールを思い起こさせるような酒井→レアンドロで決定機。ロスタイム前にはレアンドロ→田中順ボレーも枠外。「順也ヘディングだろう!」とメインスタンドで頭を抱える私。前半は総じて川崎ペースの印象。

後半早々の失意は5分。相手陣内からの何でもないFKのロングフィード、近藤が矢島に簡単に競り負けると、落としたボールの田坂ミドルシュートは桐畑弾けずゴールに吸い込まれる。

レイソル得意の連続失点は僅か4分後。ジュニーニョの中央突破を近藤が許し、エリア外からのドリブルシュートを桐畑またもや弾けず。「桐畑それも取れないのか……」シーズンの終焉を覚悟し、私は完全に脱力してしまっていた。

レイソルたまらず選手交代は、ワグネル→澤、栗澤→大谷。この時は別に何も感じなかったが、後から振り返ってみると、この2枚替えこそがターニングポイントであった。

澤投入による攻撃の流動性と活性化、大谷投入による守備の安定と茨田の攻撃参加――試合後の論評にはこういったキーワードが上がっていたが、私が個人的に注目したのは、チームを鼓舞する大谷のキャプテンシーだ。

2失点後、私は呆然としながらも、キャプテン栗澤の挙動に注目していた。だが彼からは「まだまだ」とチームを鼓舞するような態度は見られなかった(そういう性格ではないのだろう)。変わって入った大谷は、キャプテンとしていつも通りチームを叱咤激励――この試合をまだ諦めないというレイソルの気持ちを高めたことは間違いない(ネル采配にどんな意図があったのかは分からないが)。

61分(後半16分)という早い時間帯に1点返せたこともレイソルには大きかった。橋本もナイスクロスなら、態勢を崩しながらも頭で押し込んだ工藤の彼らしいゴール(川崎守備陣の甘さにも助けられたが)。日立台のボルテージが一気に高まり、試合はレイソルの逆転劇へと傾れ込んでいく。

圧巻は田中順の豪快同点弾。糸を引くような茨田のロングフォードのアシストも超絶。このボール、茨田が蹴った瞬間は完全に大きすぎると見えたのだが、低弾道のボールが田中順の足元にピタリと納まった瞬間、レイサポの誰もが同点ゴールを確信! それにしても、茨田のあんなな質のロングフィードは初めて見る光景であった。

さああと1点――前回対戦のようにはなるなよと祈る私。またもや橋本和のナイスアシストに、またもや田中順逆転弾。「来た、順也!」シュートを打つ前から、私は拳を握って絶叫していた。

以下、どこかの試合でも、同じ様なことを書いた記憶がある。この得点シーンをビデオで見返してみると、橋本のラストパスに繋がるまでに、大谷・茨田・工藤・澤――懸命なキープ&プレスでレイソルボールにしていることが分かる。まさにこの光景こそがレイソルらしいゴールと言えるだろう。

終盤、川崎の猛攻――桐畑の不安定さもあってヒヤヒヤ感は倍増であったが、逆に川崎には連敗中の焦りもあったか。見事に凌ぎ切り、レイソルが劇的勝利を掴んだのであった。

試合後のゴール裏では桐畑の音頭で「レッツゴー!柏」も復活。またいつもの日立台が戻ってきたのだという高揚感があった。

だがふと冷静になって見ると、やはり後半早々の連続失点はいただけない、と言うか、こんな事を何度も繰り返していてはいけない。反省材料の多い試合であったように思う。

一方の川崎Fも心配。後から調べると、この試合の両SBの実藤&田中雄は、お互いに大卒ルーキーであったという。そんなメンバーではやはりキツイ。相馬監督の力量・経験も、ここに来てその実力不足を露呈しているように思えてならないのだが……。

試合後すぐには気付かなかったのだが、次の試合までは2週間――レイソルにとって良い精神状態で過ごせることは間違いない。しかも次は名古屋をホーム日立台に迎える――策士ネルシーニョにとって、名古屋を丸裸にするには充分過ぎる時間があることも、また間違いないであろう。



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miyanofu1204 at 21:59コメント(0)トラックバック(0)レイソル観戦記  

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