2010年07月03日

W杯日記(7月2日) オランダの歴史的勝利!

W杯もいよいよベスト8の戦い――準々決勝へと突入。トーナメント戦においては一番面白いと言われる準々決勝――日本がその前に敗れ去ったことで、これで心置きなく純粋にハイレベルな戦いを楽しむことができる!

2010 FIFA W杯 南アフリカ大会
準々決勝
オランダ 2−1 ブラジル(@ポートエリザベス/ネルソン・マンデラ・ベイ)


その準々決勝第1試合は、いきなりオランダ−ブラジルという絶好のカード! 試合前からの雰囲気があまりに違い過ぎる!

そこは、「これぞW杯!」と言える別世界だ。これまで日本の勝敗の趨勢に一喜一憂していた自分が恥ずかしくなるほどの、あまりにハイ・クオリティな別世界が広がっていた!

試合は前半10分にロビーニョのゴールでブラジルがいきなり先制! オランダの勝利を願う私にとっては、そのあまりのスピードの違いに愕然とする。オランダに勝って欲しいことは希望的観測に過ぎず、現実としてはやはりブラジルが一枚上手なのか。

ブラジルは、守備陣もインテル勢(!)を中心にあまりに堅固。それに注目のエース、カカがトップフォームには程遠い状態に見えても、チーム全体としてこれだけの水準を保てるのだから、さすがと思わせる前半だった。

一方のオランダは、これまでのゲームでもそうであったが、華麗なパスワークと言うよりは、ドリブル&パワーの推進力でゴールに迫る印象。ブラジルに対して手詰まり感もあったが、後半早々に幸運なオウンゴールで勢い付く! ブラジルを倒す目が出てきた。

オランダの逆転ゴールは後半23分。右CKからカイト→スナイデルのヘッド! オランダはセットプレイからの2ゴール――言い換えれば、ブラジルはそこに難があったと言うことか。

オランダ逆転劇から数分後、今度はブラジルのフェリペ・メロが、オランダのロッベンを踏ん付けて一発退場。それでもブラジルは数的不利を感じさせないプレイで同点を狙い、オランダも追加点の決定機が何度か訪れる。

ラストの15分は、その両者の均衡がある意味保たれた見応えのある攻防。ゲームは動かず、試合終了のホイッスルが鳴り響いた。

オランダはブラジルに歴史的勝利! 次の対戦カード(ウルグアイ―ガーナ)から鑑みるに、オランダの決勝進出が確約されたかのような勝利でもあった!

こんな好ゲーム、そしてW杯史上に残る歴史を見ることができるなんて! W杯を楽しむ上での最高の至福である。

日本時間の深夜に行われる準々決勝・第2試合は、ウルグアイ−ガーナ。いずれにせよ次の準決勝ではオランダを応援することになるのだから、このカードは見なくても良いと判断し、就寝。

一方明日の2試合は、アルゼンチン−ドイツに、パラグアイ−スペイン。これはどちらも見るぞ! こちらの準決勝希望カードは、アルゼンチン−スペイン! そんな夢のようなカードを、南アフリカW杯は見せてくれるのだろうか……。


miyanofu1204 at 14:00コメント(0)トラックバック(0)W杯日記  

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