2013年11月17日

第93回天皇杯全日本サッカー選手権大会【4回戦】
柏レイソル 0-1 大分トリニータ(@kankoスタジアム)


ナビスコに続く今季二つ目のタイトル、天皇杯を狙うレイソル――見据えるその先は三たびのACLへ。

天皇杯4回戦の相手は抽選の結果、大分――正直言って恵まれた相手だし、勝ち上がって準々決勝でもおそらくは相性の良いマリノス。2年連続天皇杯制覇への道は容易にも思えた。

試合も圧倒的なレイソルペース。前半こそ両翼の太田&狩野のクロスの精度に問題はあったが、後半は前線の工藤&レアンドロに幾多の決定機。なかなか決められずに時間はジリジリと過ぎはしたが、それでもゴールは時間の問題だろうとソファーに横たわりながら楽観視。

最後には勝つだろうと思っていたが、逆に後半ロスタイムに大分に決められまさかの敗退――Jリーグで残り3試合を残すも、実質的にはこれでレイソルの2013シーズン終焉。

4回戦でのまさかの敗退はやはり悔しいが、怪我人続出中のレイソルの現状ではやむなしか。ACLの過密日程が終わってさあここからと捉えていたが、その影響はやはり色濃く残っていることを実感。この試合に先発出場の大谷や橋本だってまだ故障を抱えているはずだし、あんなに決定機を外し続けるレアンドロなんて見たことがなかった……。

これで来季のACLは無くなり残念な一方、リーグに集中できる環境は嬉しくもある。やはりリーグで優勝争いに絡んでこないとどうにも盛り上がらないし――そのためにも、レイソル戦士はこの機会に充分にリフレッシュして欲しい。来季に向けての休養――この敗戦も今は前向きに捉えている。

年末恒例の天皇杯観戦の旅が無くなったのは個人的にも残念だが、こちらもある意味でリフレッシュだな!?

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miyanofu1204 at 12:46コメント(0)トラックバック(0)レイソル観戦記 

2013年11月11日

ナビスコ制覇の余韻に浸った1週間――J第31節は、優勝争いを繰り広げる広島をホーム日立台に迎える。リーグはもう全くどうでも良いレイソルにとって、見据える先はもう一つのタイトル天皇杯。

強い広島相手にどんなサッカーができるか、またJ残り4試合でどれだけサッカーの質を向上させて天皇杯制覇に繋げることができるか――この点に観戦の興味が尽きる。

2013・J1【第31節】
柏レイソル 1-1 サンフレッチェ広島(@日立柏サッカー場)


前半は6:4で広島ペースの印象。レイソルがカード覚悟のファウルで広島の攻撃を止めざるを得ないシーンも散見されたが、守備的には完全に崩されてはいない。

コンパクトな守備で相手の攻撃の芽を摘むレイソルはナビスコ決勝同様で、このスタイルは天皇杯に向けても堅持で充分。後はそこからどれだけより効果的な攻撃へ繋げていくか――戦線復帰を果たしているレアンドロのコンディション・アップも待たれるところ。

後半、風穴を開けたのはレイソルの意外な男・太田徹郎! セットプレイの流れから茨田→前線に残っていた谷口ヘッドを素早く押し込んで先制! レイサポ誰もが知るムードメーカーのゴールに盛り上がる日立台。

だが優勝争い中の広島も黙ってはいなかった。返す刀で5分後の79分、ややこぼれ球的なボールをエリア外から青山がゴラッソなミドル。これはどうしようもないと敵に賛辞を送るのみの同点ゴール。

ここから試合終盤の争いは完全に広島ペース。レイソルは守備一辺倒でカウンターの機会もなかなか構築できない。普通ロスタイムに数回はチャンスが巡ってきても良さそうなものだが、広島の攻撃に冷や汗が出るばかりの展開。そこは何とかゼロに抑えてドローに持ち込めたことは、今後に繋がるかな。

守備の安定感という、天皇杯のタイトルに向けては大きな要因を手中にしつつある感触はある――そんな雑感の広島戦であった。

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miyanofu1204 at 11:26コメント(0)トラックバック(0)レイソル観戦記 

2013年11月08日

2013ヤマザキナビスコカップ・決勝――録画しておいた工藤の決勝ゴールはもう何十回も見たが、週刊サッカーダイジェストの増刊号でさらに余韻に浸る。


週刊サッカーダイジェスト増刊 2013ヤマザキナビスコカップ 柏レイソル優勝記念号 11/29号 [雑誌]

これまでのタイトルならさらに「サカマガ」増刊号が加わっていたのであろうが、奇しくも「サカマガ」は週刊誌から月刊誌に逆戻りするというタイミングで音沙汰なし…。

その替わりという訳ではないが、書店で偶然にも隣りに並んでいた「サッカー批評(64)サッカーメディアを疑え!」(双葉社スーパームック)を併せて購入。


サッカー批評(64) (双葉社スーパームック)

ネットメディア全盛のこの時代下において、テレビや新聞・雑誌等の大手メディアの嘘臭さはすぐにばれること必然。ネットユーザー等の、洞察力を前提とした考察力の高さこそが、これからの時代には求められるはずである。

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miyanofu1204 at 22:11コメント(1)トラックバック(0) 

2013年11月07日

新田次郎『孤高の人』(新潮文庫)、谷甲州『単独行者 アラインゲンガー 新・加藤文太郎伝』(ヤマケイ文庫)と小説を2冊読んできたが、やはり最後に読んだ本人の手記が一番。

 
孤高の人〈上〉 (新潮文庫)

 
単独行者 アラインゲンガー 新・加藤文太郎伝 上 (ヤマケイ文庫)

ということで、加藤文太郎『新編 単独行』(ヤマケイ文庫)読了。


新編 単独行 (ヤマケイ文庫)

彼の日本アルプス冬山単独行の数々は到底真似できるものではないが、夏山行の記録さえも圧巻。ましてや大正から昭和初期という当時の時代背景を考えると、その偉大さに自分はただ茫然と立ち尽くすのみである。

せめて夏山行の一部でも良いから、彼の辿ったルートをいつの日か意識して登ってみたいものだなぁ…。

miyanofu1204 at 01:48コメント(0)トラックバック(0)Book Review 

2013年11月03日

所用により国立参戦叶わず、キックオフから2時間遅れでビデオ録画視聴で見届けたナビスコ決勝。

レイソルにとって幸運であったのは、先週のリーグ前節に続いて2試合連続の浦和戦であったということ。その試合もビデオ録画するも事前に敗戦の報を知り見てはいないが、ネル采配に大きく反映されることを期待。

2013ヤマザキナビスコカップ【決勝】
浦和レッズ 0-1 柏レイソル(@国立霞ヶ丘競技場)


ケガや出場停止の選手を多数抱えるレイソルは、谷口がDFで先発起用――これはある意味で想定の範囲内。

試合は序盤からレッズのボール保持も、レイソル堅守でガッチリ対応――3バックから守備的な5バックに移行することはサッカーの必然。

前半のレッズは、原口や興梠といった前線のタレント陣が全く目だ立ず、一方でレイソルもスタメン復帰した期待のレアンドロになかなか見せ場がない、堅い試合展開。

前半のスコアレスはレイソルにとって充分なゲームプランと思いきや、ロスタイムに右SB藤田からの超絶高速クロスに工藤が鮮やかにヘッドで合わせて先制!

藤田が(茨田なみの!?)あんな凄いクロスを上げられるなんて思いも寄らなかったが、工藤のドンピシャヘッドと相成って余りに美しい、レイソルにとって大きなゴール!

後半は、攻めるレッズ→守ってカウンターを狙うレイソルという、これもレイソルにとって願ったりの展開。追加点の決定機が幾度かあり決まれば最高であったのであろうが、1点差のまま時間がジリジリと過ぎていく。

試合終了間際の89分あたりにはレッズ興梠のシュートがネットを揺らすがこれはオフサイド判定。副審・山口氏の適格な動きに対して、あの扇谷主審が珍しく(!?)まともな判断で安堵。

そこからのロスタイムはレイソルにとって盤石――レイソルが見事に2013ナビスコカップを制し、チームに四つ目のタイトルをもたらすこととなった。

2011シーズンのJリーグ、2012シーズンの天皇杯に続いて、これで3シーズン連続のタイトル。レイソルは完全に常勝軍団へと昇華すると共に、このタイトルはACLを頑張ったご褒美でもあるように思えた。

でも、喜びに浸るのはここまで。今季のリーグはもう諦めるとして、天皇杯がまだ残っている。ACL優勝への道は、レイソルに関わる全ての人が思い描くストーリー。この勢いで、2013シーズンはもう一つタイトルを取るぞ!

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miyanofu1204 at 02:11コメント(0)トラックバック(0)レイソル観戦記 
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