2008年07月07日

レッズに続いて、ガンバも――現実はそう甘くはない。でも、今のレイソルの力なら――レイサポの誰もがそんな淡い期待を抱いて、日立台へ向かったのではないだろうか。

2008Jリーグ・Division1〔第15節〕
柏レイソル 1-0 ガンバ大阪(@日立柏サッカー場)

レイソルは待望のフランサ先発復帰! しかし、果たしてコンディションは持つのだろうか。また、フランサが先発ということは、チュンソンやポポの強烈なチェイスが減少するということにもなる。ここまでの勢いがそがれることはないだろうか――まだコンディションが万全でないなら、後半途中からのジョーカー的な存在の方がいいのではないだろうか……。否、フランサならそれ以上の事をやってくれるに違いない!

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また、アレックスがベンチにも入ってない(後ほど掲示板で調べたところ、どうやら肩を負傷したらしい!?)――少し不安になる。

試合開始前、花束贈呈と始球式は、レイサポにはお馴染みのパッパラー河合氏。何か一発やってくれるかと期待するものの、かなり緊張した様子であった! 

パッパラー河合氏といえば、2年前の2006年11月、J2からJ1への昇格を賭けた最終盤の山形戦(0-1で敗戦 @山形県総合運動公園陸上競技場)――帰りの東北道のSA(確か国見だったような)で会ったことを思い出す。失礼にも話しかけてしまったが、「残り2試合ですよねぇ」としみじみ語ってくれたことが今でも忘れられない!

さて試合の方は、レイソルはいきなり開始早々、蔵川がビッグチャンスを逃す――少し嫌な予感。序盤はレイソルの良い攻めもあったが、次第にガンバペース。左サイド安田のオーバーラップは強烈だが、それでも完全にくずされてはいない。決定機を作られてはいない。バレーに猛烈なプレッシャーをかける古賀&祐三――想いが伝わってくる!

前半のレイソルの攻めにはやや不安もあったが、後半はレイソルがペースを握る。フランサに頼りすぎて上手くいかない(もっとシンプルでも良いのに!)という場面もあったが、それでもポポ→フランサ→チュンソンで先制ゴール! その後もハードワークを続けるレイソル!

なかなかビルドアップできないガンバは、自陣での中澤聡太⇔明神というパス交換も目立つ――大ブーイングが気持ち良い! 個人的には、(例え西野監督に引き抜かれたとはいえ)出場機会を求めてガンバでポジションを勝ち取った聡太は認めるが、完全に裏切り者の明神は絶対に認めない! 

それにしても、国内でもトップチームに上り詰めたガンバの西野監督に明神、そして聡太――あの時のレイソルが舵取りを間違っていなければ……。数年前はよくそう思った――今は全然思わない!

レイソル、先週のレッズに続いて今節のガンバ――国内2強に連勝! さらに中断前の鹿島戦と併せても、国内3強に2勝1分け!

強い! でも浮かれない! みんなの顔にそう書いてある。レイサポの想いはみんな一緒である――またみんなが「一心同体」になれた、そんな一夜であった。

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miyanofu1204 at 23:45コメント(1)トラックバック(0)レイソル観戦記 

2008年07月05日

「Number」(文藝春秋)707号は、EURO2008Final――欧州選手権完全詳報。さっそく購入し、読了する。

美しかったスペインのサッカーを振り返る。そして思い返せば、今大会のスペインは美しい言葉でも語られていた。シャビ、セスク、イニエスタ、シルバの中盤4人を称した「クアトロ・フゴーネス(4人の創造者)」。ルイス・アラゴネス監督をその出身地(マドリー)から称した「オルタレサの賢人」。僕自身も、これからどれだけ美しい言葉でサッカーを語っていけるのだろうか……。

読み返していて一つ気付いた、このEUROで個人的に残念だったこと――それは、グループDの最終節、ロシアvsスウェーデンの結果がハイライトでさえノーチェックであったということ。ここで、アルシャービンの活躍やパブリチェンコのゴールが確認できていれば、その後のロシアの躍進もより興味深く観ることができたであろうに……。

ちなみに今度は、別冊の「Number PLUS」でもEURO特集が発売されるとのこと――そちらも楽しみである。

読書といえば、先週国立競技場観戦の前に立ち寄った千駄ヶ谷のカフェで、「「1日30分を続けなさい!」人生勝利の勉強法55」(古市幸雄著・マガジンハウス)読了。偶然にもすぐ隣では学生風の男性が勉強に勤しんでおり、自分も頑張らねばと大いに触発された。

この時は試合開始まで少し時間があったので、周辺を少し散歩。近くには副都心線の北参道駅もできた模様。また、国立能楽堂の裏には古い銭湯もあったりして、なかなか面白かった。さらには、予備校の河合塾の建物も見かけた――大学受験で浪人していた夏休み、この場所(当時は河合塾千駄ヶ谷校)で夏期講習を受けていたことを思い出す。確か科目は「明治・中央・法政英語」――当時の記憶はもうあまりはっきりしないが、それでも懐かしかった!

さて明日は柏にてレイソルvsガンバ戦。ガンバは遠藤が欠場の模様――レイソルにとってはラッキーかもしれないが、やはり遠藤のプレイは見たかった。遠藤のいるガンバを倒したかった。

明日はSS席最左翼の最前列で観戦予定――待っていろ明神、待っていろ聡太!

miyanofu1204 at 22:46コメント(0)トラックバック(0)Football 

2008年07月03日

「週刊サッカーマガジン」(ベースボールマガジン社)購入。黄色い波の前で、美しく跳ぶフランサのラボーナ――まさに「魔法よ再び!」である。何度も何度も、マッチレビューを読み返す!

もちろんEUROの記事も多い――後からじっくり読みたい。ことEUROに関しては、明日発売の「Number」も楽しみである!

そして――。
サッカーW杯アジア最終予選の組み合わせも決定した。抽選前に語られる、最悪のシナリオ。抽選後に、どことなく漂う安堵感。しかし、僕個人としては失望感が強い。

ただでさえ出場枠が緩いアジア最終予選において、日本代表には良い内容と厳しい戦いとを経験して欲しいと思っている。

W杯に出るためならどんな内容でも勝てばいい――そんな論調には与したくない。そんなサッカーでアジアからW杯に出たって、何の意味もない。本当に厳しい戦いを制して初めて、日本代表のサッカーもより強くなれるのではないだろうか。

そんな観点から見た最終予選の組み合わせ――各国のネームバリューから判断するに、当初はかなりがっかりした。しかしやはり、W杯の最終予選に、楽な相手なんていないはず――日程的な課題もありそうだし、どんな戦いが繰り広げられるのか、今から楽しみである。

一つ気掛かりなのは、地上波ではテレ朝が独占放送とのこと。あの一方的な実況や解説には、本当に辟易する。彼らを是非ギャフンと言わせたいとも思ってしまう。放送的には、またアンチ・日本(というよりもアンチ・テレ朝)になってしまいそうである……。

miyanofu1204 at 22:20コメント(0)トラックバック(0)レイソルコラム 

2008年07月01日

6月30日(月)

ここまで、WOWOWの生放送で16試合を観戦。いよいよ今日が最後だ……。

Final
ドイツ 0-1 スペイン(@ウィーン/エルンスト・ハッペル・シュタディオン)

いよいよファイナルが始まる。ドイツはバラックがスタメン――ケガは大丈夫なのか!? 本当に間に合っているのか!?

雷雨も多かった今大会だが、今日は晴天模様で何より。スタジアムでは、メインスタンド側から見えるベンチの天井がファイナル仕様。試合球はアディダスのユーロパスが新色でファイナル仕様。そしてスペイン、フェルナンド・トーレスの髪型もファイナル仕様だ!

試合の予想フォーメーションは、ドイツが4-2-3-1、対するスペインが4-1-4-1――奇策はなく、両チームともここまでの王道を歩む。

試合序盤、硬い硬いスペイン。しかしこの流れを耐えると、徐々にこれまでの軽快なパスワークを披露。そして前半33分、F・トーレスの凄いスピードからの、凄いゴールが決まる!! (ドイツ左サイドバックのラームはまたやられたなぁ。)

膠着状態の後半、スペインはシャビ・アロンソがIN。OUTはシルバかとも思ったがまさかのセスク。しかしその3分後にはやっぱりシルバがOUTでサンティ・カソルラIN。アラゴネス采配は揺るがない。そしてここからスペインの猛攻!

さらに残り1枚のカードは、ドイツより先に動いた78分――F・トーレスOUT、グイサIN。アラゴネス采配は、最後まで揺るがない!

スペインは、テクニックがもたらす老獪な攻め――決定機を作り出し、また時間も稼げる! 守っても、的確にコースを防ぐことで、くさびのボールを入れさせない。ロングボールを放り込まれても、気合で弾き返す!

ついにスペインの歓喜! 美しいパスサッカーで大会を魅了することができた――タイトルに相応しいチームであった!

無敵艦隊の戴冠を心地良く見守る。その傍らで佇む敗者――しかし今大会のドイツは、やはりスペイン以上ではなかったように思う。そんな魅力は持ち合わせていなかったように思う。

いつものアンセムが流れ出し、現地からの放送が閉じようとしている。いつものように、最後はその試合会場の都市――ウィーンの街並みのスポット映像が美しく流れる。なかでも、ベルベデーレ宮殿内にある、画家グスタフ・クリムトの代表作「接吻」があまりに印象的。その接吻はまさに、スペインに捧げられたのであった……。

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miyanofu1204 at 23:53コメント(0)トラックバック(0)Football 

2008年06月29日

我らがレイソル、聖地・国立競技場にて、王者・浦和レッズに2-1で激勝!!!

しかも、蔵川や太田の強烈ミドルがクロスバー直撃(GK都築1歩も動けず!)というシーンあり、アレックスの絶妙ループ(ゴールポストに阻まれる)や強烈ボレーあり、という非常に見応えのある試合!

レッズ相手にこんな試合ができるなんて! ここ近年観戦したなかでは間違いなくベストゲームであった!!

2008Jリーグ・Division1〔第14節〕
柏レイソル 2-1 浦和レッズ(@国立霞ヶ丘競技場)

午後4時、JR総武線・千駄ヶ谷駅到着。危惧した通り、周囲は赤いサポーターで溢れていた。駅から少し歩いたアメリカンカフェに入り、アイスコーヒーを飲んで心を落ち着ける。

また、久々に「ホープ軒」にも入り、ラーメンを食べる。ここでも赤で溢れていた。隣にいた赤い人たちがレイソルの事を話題にしていた――「この前はダライ・ラマが来たらしいぜ」とか。少し嬉しい(ちなみにまだ僕はこの段階では、黄色を着てはいない)。

開門時間が少し過ぎたあたりで、競技場の周りを少し歩いてみる。アゥエイ側の代々木門、そしてバックスタンドの青山門――赤いレッズサポが凄い列をなしていた。メインの千駄ヶ谷門――あっさり入れてしまった。少し悲しい……。

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試合前――レッズサポーターからの強烈なチャントが鳴り響く。しかし、昨年(4月15日の第6節、柏レイソル0-2浦和レッズ)に比べて心なしか勢いがない――今日は行けそうかも、と一人悦に入る。

試合も終始レイソルペース! 前半なんか、3-0ぐらいのスコアになってもおかしくない勢いがあった(チュンソンのゴールシーンは少しヒヤヒヤしたけど)。フランサがいなくてもこれだけできるなんて凄いぞ!

一方のレッズ、前半は全然ダメ。三都主なんか前半15分で負傷退場――その前からやばかったらしく、相馬が早々にアップしてたもんなぁ。無理しなきゃよかったのに。
また、前半終了時なんか、レッズサポが「永井」コールを連呼――高原は相変わらずいるんだかいないんだか分からない。

後半はさすがにレッズが押してくる――レイソルが前半少し飛ばしたというのもある。同点にされはしたが、GK菅野も凄い気合でファインセーブ(というよりキャッチ!)連発――ベンチ裏でキタジが「すげぇ」と盛り上がっていた。そして、フランサ降臨で試合を決める! フランサ投入後は、まさに一人舞台という感じだった!

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中断明けのJ1リーグ――ここでいきなり首位・浦和を叩いたのはあまりに大きい! 勝ち点差が少なくやや混戦模様の今シーズンだが、「行けるんじゃないか!」――そんな期待を大いに抱かせてくれる一戦であった。

帰路――黄色い人たちの表情がみな高揚し、誇らしげである。もちろん僕も! 

miyanofu1204 at 20:59コメント(7)トラックバック(0)レイソル観戦記 
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